『ぐりとぐら』を読んで【小学生用】

『ぐりとぐら』はあじやにおいのする、おいしいほんです。おやつみたいに、ほんとうにはたべられないけれど、よむとあじやにおいがそうぞうできるほんです。
　このおはなしは、ねずみのぐりとぐらが、もりでみつけたおおきなたまごでおおきなかすてらをやくおはなしです。

　ぐりとぐらがみつけたたまごはおおきくてかたかったので、さいしょはきょうりゅうのたまごかとおもいました。でもたべられるたまごだったのでよかったです。
　たまごがおおきくていえにもってかえることができないので、ぐりとぐらはそとでかすてらをやくことにしました。おおきなおなべをつかってかまどでやきました。こむぎこやさとうもいれました。うちでホットケーキをつくるときのやりかたによくにています。だから、よんでいると、やけたときのあまいにおいやあじがしてくるきがします。でも、ふつうのたまごよりもとてもおおきなたまごをつかっているので、もっともっとおいしくて、もっともっとあまいのかなとおもいます。
　かすてらがやけるにおいで、もりじゅうのどうぶつがあつまってきました。ぐりとぐらはみんなにかすてらをごちそうします。

　わたしは、ぐらがおなべのふたをとって、きいろいかすてらがかおをだすところがすきです。どんなときによんでも、やきたてのあつあつでふわふわのかすてらのにおいやあじがしてきて、ついよだれがでそうになります。わたしもどうぶつたちといっしょにかすてらをたべたいな、とよむたびにおもいます。
　よんだあとは、おかあさんに「ホットケーキつくって。」と、おねがいします。おかあさんといもうとといっしょにつくって、みんなでたべたら、もりのどうぶつたちみたいに、にこにこえがおになります。
『ぐりとぐら』は、わたしにとって、さいこうにおいしいホットケーキのあじやにおいのするおはなしです。

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