2019/08/26

『ごんぎつね』(新美南吉)を読んで【小学生用】

 ごんぎつねくん、ごんぎつねくんが、いたずらばかりしていたのは、ひとりぼっちで、さみしかったからかな。おかあさんや、きょうだいは、どうしていないのかな。てっぽうで、ころされたのかな。だからにんげんに、いたずらばかりしていたのかな。でも、そのいたずらで、ひょう十のうなぎとってしまって、ひょう十のおっかあは、うなぎをたべられなくて、しんでしまったよ。
 ごんぎつねくん、まい日まい日、ひょう十のいえへ、くりをもっていったのは、いっぱいいっぱいはんせいしたからだろうね。ぼくも、いたずらしておねえちゃんがないたときは、いっぱいいっぱいはんせいするよ。ごめんねっていっしょうけんめいにいうよ。ごんぎつねくんも、ひょう十にちゃんと、ごめんなさいといえばよかったのにね。はずかしかったのかな。きつねだから、みつかったらてっぽうでうたれるとおもったから、こっそりくりをもっていったのかな。
 ぼくは、ひょう十にてっぽうでドンとうたれて、ごんぎつねくんがぱたりとたおれたところをよむと、めのところがあつくなって、下のはがじんじんしてくるよ。むねが、ぎゅっとなるよ。ごんぎつねくんが、ひょう十のうちへ、くりやまつたけをもっていっていたことを、ひょう十がしらなかったから、ころされちゃったんだね。
 ひょう十は、ごんぎつねくんのことを、ずっとわるいきつねだとおもっていたんだね。でもさいごに、ひょう十は、いままでじぶんにおくりものをとどけてくれたのが、ごんぎつねくんだとわかってびっくりしたんだね。
 てっぽうにうたれるまえに、ごんぎつねくんのいいところが、ひょう十にわかればよかったね。そうしたら、ごんぎつねくんもひょう十もひとりぼっちだから、いっしょにくらしただろうね。ごんぎつねくんもひょう十も、ほんとうはとてもやさしいから、なかよくなれるとぼくはおもうよ。


 
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